こんにちは、Webライターのこゆび(@koyubi5cmblog)です。
私は2024年2月19日に、第2子を出産しました。
妊婦健診・出産では指摘されるような異常もなく、通常通り退院したのですが…
入院中から感じていた症状が日に日にひどくなり、近くの循環器内科を受診すると「周産期心筋症」でそのまま市民病院へ搬送され、緊急入院となりました。
検索しても病気としての情報ばかりで、周産期心筋症を経験したママさんの話は少なく、私自身「今後どうなるの?」ととても不安でした…
本記事では、私が不安なときに知りたかった内容として
- どんな症状が出たのか
- 入院中の治療内容や入院費
- 入院中家族はどうしていたのか
- 退院後の生活など
上記について、経験者目線でお伝えします。
※私は専門家ではありませんので、もしも似たような症状があり不安な方は産婦人科か循環器内科を受診して、医師に相談してください。
私の経験が、少しでも他のママさんのお役に立てば幸いです。
この記事を書いてる人
- ブログ歴3年目
- 4歳と0歳のママ
- 2023年11月ジムインストラクター→Webライターに
- 2021年4月から経験を元に、ブログで情報発信中
- Xフォロワー数7,000越え
- Webライター月15万円達成
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周産期心筋症は心不全の一種
周産期心筋症とは、産褥(さんじょく)性心筋症とも呼ばれ、心筋症の既往のない女性が妊娠・出産に関連して、心機能が低下し、心不全を発症する病気です。わが国では、毎年50人から70人ほどの妊産婦が、新たに周産期心筋症と診断されています。病気の頻度が低いため、あまり知られていませんが、重症化すれば母体の生命にも関わります。
引用:国立循環器病研究センター
周産期心筋症は放置していると悪化して慢性心不全になったり、重症化して死に至る可能性のある怖い病気です
また、周産期心筋症になる確率は平成21年の全国調査で約1.5万出産に1人の発症率で、珍しい病気だと言えます。
そもそも発症率が少なく、さらに情報発信までするママさんが少ないため、検索しても経験談があまりなかったのだと考えられます。
周産期心筋症になりやすい妊婦
周産期心筋症になりやすい妊婦は、以下の要因があると言われています。
私は31歳で単胎妊娠でしたし、妊婦健診でも高血圧などの指摘もありませんでした
あくまで「なりやすい妊婦」であって、私のように該当しない人もいるでしょう。
周産期心筋症の一般的な症状と私の自覚症状
次に、周産期心筋症でみられる一般的な症状が以下の通りです。
私は全て当てはまりました…
ただ、上記は妊娠中や産後でもあるあるな症状がほとんどなんですよね。
つまり、自分でも周りの人からも病気だと気付きにくいのが厄介です。
私が循環器内科を受診したのは「むくみの悪化」と「横になったときのひどい咳・呼吸困難感」が決め手でした
受診当日の症状は、以下の通り。
- ヒザから下と手だけだったむくみは全身に
- 足がパンパンで重りを付けられているかのように
- 横になると息が吸えないほど咳き込むように
- どの寝る姿勢でも酸素が入らないような息苦しさに
- 循環器内科受診前には起きていても息切れするように
お見苦しいですが、病院受診前日のむくみの様子がコチラ↓
足首とくるぶしは埋もれて、足の裏までむくんで歩くと痛かったです
周産期心筋症の予後は1年以内に回復がほとんど
心不全と聞くと、心臓の病気なだけあって予後が心配ですよね。
メディカルノートによると、日本人では周産期心筋症の治療後6〜7割は1年以内に回復しています。
まれに死亡するケースもあるようです…
また、予後をよくするために大切なのは「早期発見」と「治療」です。
特に「横になると咳が出る/息苦しい」症状が出たら、早めに受診してください。
肺に水が溜まっている状態かもしれません。
ただでさえ睡眠不足なのに横になっても苦しいので、休めなくて本当にしんどいです…。
私自身、症状が日に日に悪化しているのを実感しました。
もしも受診せず放置していたら、もっと心臓の機能は低下し、入院期間も延びて回復も遅くなるでしょう。
似た症状があってしんどいなら、とりあえず受診するのがおすすめです…!
何事も無ければ精神的ストレスも減りますから
【経験談】周産期心筋症で緊急入院するまでの話
今となっては、むくみがひどくなった妊娠後期頃から、すでに周産期心筋症は始まっていたのではないかと思います。
というのも、私は妊娠8ヶ月頃からむくみがひどくなり、産婦人科でむくみ解消の漢方薬を処方してもらいましたが、あまり効果は感じられませんでした。
また、出産2週間前にインフルエンザで寝込み、待機期間明けの妊婦健診(37週)で血圧が130とたんぱく尿がありましたが医師からは何も言われなかったです。
私も「インフルで咳が残っていたり、食事がまともに取れていなかったりしたからかな」とインフルエンザのせいだと思っていました
そして38週5日、通常分娩で第2子が誕生し、母子ともに異常はなかったです。
出産したらむくみが引くだろうと思って様子見。
しかし、産後も足はパンパンにむくんでいました。
検索すると、むくみは産後2週間すると解消してくるとあったので「すぐには治らないか」と思い、入院中に助産師さんから体調確認時むくみが引かないことは伝えていました
産後2日の夜、ベッドで横になると軽い咳が出るように。
「乾燥しているからかな」とこの時点ではあまり気にしていなかったです。
産後4日で産婦人科を退院し、家族4人の新生活が始まりました。
ところが、少し気になっていた程度の症状が日に日に悪化。
- ヒザから下と手だけだったむくみは全身に
- 横になると息が吸えないほど咳き込むように
- どの寝る姿勢でも酸素が入らないような息苦しさに
- 循環器内科受診前には起きていても息切れするように
2月26日の夜、上記の症状で検索して「周産期心筋症」を知り、夫にも相談して翌日病院へ行くことにしました。
病院へ行くために靴を履こうとしたらなかなか履けず、履けても足首が動かせないほどむくみがひどくなっていました…
産後、食事作りの手伝いに来てくれている実母の運転で循環器内科に到着。
診察室に入ってすぐ、問診票を見た医師から「こりゃあ、いけんねぇ…」と一言。
すぐに血圧を測ると170/100mmHg、普段は上が100くらいなので自分でも信じられませんでした。
診察台で聴診するのも、レントゲン検査するのも、体を支えられながら移動。
レントゲン室から心電図と心エコー検査をする診察台のある部屋へ移動するときには、車イスを用意されるほど。
自力で歩かせられない状態なんだ、と感じました…
検査中に医師が「どこに紹介しようか…」「救急車…」と相談しているのが聞こえて、今日家に帰れるのか心配になりました。
その後、到着した救急車で市民病院へ搬送。
心電図をつけられ再び血圧を測ると、185/95mmHgになっていました。
ハッキリとした状況を伝えられないまま処置をされていたので、今日帰れるのかを看護師さんに聞くと「今日は帰せないと思うよ…」と入院がほぼ確定。
この時は、自分のことよりも夫と子どもたちを心配していました
もう一つ心配なことが、息子への授乳です。
実は、第一子の娘は推定より少ない体重で生まれ、低酸素状態で同じ市民病院のNICUに約1ヶ月入院していました。
呼吸器への負担から授乳は制限されていたので、搾乳した母乳を冷凍して毎日持って行きました。
泣いておっぱいを欲しがる娘にすぐ授乳してあげられない寂しさを経験していたので「元気に生まれた息子には新生児期から授乳を」と、授乳に対する気持ちが強かったです…
入院が決まって病室に移る前に、今後の授乳は可能かも聞いてみましたが、この時点では曖昧な返事でした。
入院する病棟へ移動し、面会制限のため退院まで直接会えないと聞いていたので、ドアの前で息子を数分抱っこ。
息子は家を出てからずっと寝ていて、起きないまま別れることに…
息子を母に預け、私は病室に運ばれました。
循環器内科の医師が数人と看護師さんもいる中、私の状況を説明され、急性心不全による緊急入院が決定。
「治療のため今後の授乳はできなくなる」と言われた時、もう我慢できなくなり、声を上げて泣いてしまいました
周産期心筋症の治療・検査・処置
ここからは、入院中の治療・検査・処置などの経験談をお伝えします。
ちなみに、入院後3日目までベッド上安静でした。
周産期心筋症の治療薬
周産期心筋症の治療法は主に2つです。
私は薬物療法でした
重症だと機械を使った治療が行われるようです
薬物療法で使われる薬の種類は、主に以下があります。
- ACE阻害薬、ARB
- β遮断薬
- 利尿薬
- プロラクチン分泌抑制薬
私の場合、入院してすぐは点滴や注射で薬を入れてもらい、徐々に錠剤や粉薬になりました
人によって処方される薬は変わります。
搬送されてすぐに点滴でニトログリセリンを投与され、その日の夜に副作用の頭痛が出てかなりつらかったです…。
また、心不全以外の症状があれば、必要に応じて処方してもらいました。
私は採血したら貧血だったらしく、鉄剤を処方されたのと、便秘薬やかゆみ止めも入院中にもらいました。
退院後の内服薬は、以下を処方されました。
- 血圧を下げる薬(ACE阻害薬)
- 心臓の負担を軽くする薬(β遮断薬)
- 母乳を止める薬(プロラクチン分泌抑制薬)
- 利尿薬
- 鉄剤
周産期心筋症の検査
周産期心筋症の主な検査は次のとおりです。
私は心臓カテーテル検査は受けていません
上記の他に、血液検査やレントゲン検査もしました。
心エコー検査は、妊婦健診でされるエコーの心臓バージョンです。
いろんな角度から心臓の状態を見ないといけないので、エコーの機械でグリグリされて胸と骨が痛かったです…。
入院中の処置など
入院中は、経過観察や治療のために必要な処置を施されます。
搬送後、いろんな管につながれ痛々しい姿に…
- 心電図モニター
- 酸素吸入器
- 酸素濃度計
- 点滴×2(左腕)
- 尿道カテーテル
上記のうち、心電図モニターと点滴はシールを貼りっぱなしでだんだんかゆくなりました…。
また、人生初の尿道カテーテルは違和感だけでなく、産後に縫われたところに触れやすくて常に気を遣いました…。
産後1週間経ったくらいって、まだ座るのも痛いじゃないですか
ベッド上安静とはいえ、上半身を起こしていないと咳と息苦しさが出ましたし、圧迫されるお尻と背中が床ずれ気味で痛かったのがツラい…。
さらに、つながってるアレコレも違和感・かゆみ・痛みが気になって仕方なかったです…。
リハビリは入院3日目に始まり、まずはベッドサイドに座って立ち上がってみることからスタート。
リハビリ計画に沿って、看護師さんや作業療法士さんとリハビリを進め、安静→車イス→介助付き歩行→自由歩行と制限をなくしていきました。
1日でも早く退院するには、リハビリを進めないといけないので頑張りました
断乳については、さく乳器をお借りして、出した母乳はそのまま廃棄してもらっていました。
通常の断乳と違って薬で母乳を作らないようにしたからか、入院5日目でさく乳器から手搾りになり、退院する頃にはほとんど出なくなりました。
娘の卒乳の時と違って、あっという間に止まりました
母乳を作らなくなると、お腹も空きにくくなるようです
入院中にむくみも引いたおかげで、たった1週間で7kgも減りました。
それほど、体に水が溜まっていた証拠。
どうりで、足かせが付いてるかと思うほど足が重たかったわけです。
入院中娘は夫と2人暮らし、新生児の息子は実家へ預けた
もともと、我が家は賃貸に4人暮らしで、産後は実母が夕飯を作りに通ってくれていました。
緊急入院のため、付き添いの母と息子とは病棟前で別れることに。
夫と娘は朝玄関で見送ったのが最後…
入院中のビデオ通話はできましたが、直接会えないのは寂しいです
当初は入院期間もどのくらいになるか分からず、新生児の息子は実家で世話をしてもらうことにしました。
また、ミルク育児は想定外で哺乳瓶やミルクなども無かったので、一式買い揃えてもらいました。
私としては4歳の娘の方が心配で、産後入院時も毎日「さみしい…」と言って、やっと4人一緒に暮らせるようになった矢先の緊急入院。
私とは面会できず息子は実家なので、また夫と2人生活で娘にはかなり寂しい思いをさせてしまいました。
退院後も寝る前に「もう入院しないで」と、ほぼ毎日泣いています
退院日、1週間ぶりに直接会った息子は少し重くなっていて、娘はいつもより強めに手を握り私にくっついていました。
夫も、私と息子と離ればなれ生活だったので、寂しさから寝付きにくかったようです。
入院費は7日間で約15万円
1番心配だった家族の次に心配なのは、入院費。
始めに言われた入院期間は2〜3週間でしたが、早期受診と治療で回復が早かったので、7日間で退院できました。
退院時に支払った自己負担額は151,618円。
入院3日目まで救急救命センターにいたので、救急医療分の費用が高かったです
一般病棟に移ってからは、4人部屋でした
医療費に関して「高額療養費制度」や「医療費控除」があります。
高額療養費制度 | 医療費控除 | |
申請・申込先 | 加入先の医療保険者 (協会けんぽ、健康保険組合、国民健康保険など) | 税務署 |
対象期間 | 月初~月末の1か月 (同一の暦月内) | 1/1~12/31の1年間 (同一年内) |
内容 | 医療費の払い戻し | 税金の控除 (所得控除) |
私の場合は月をまたいで入院したので高額療養費制度は使えません。
そのため、来年の確定申告で医療費控除を申請します。
また、入院中の衣類や食事などに必要な備品は家族に用意してもらうことも可能でしたが、私は入院セットのレンタルを利用。
後日、入院セットの請求書が届き、金額は7日間で5,362円でした。
仕事や娘の世話がある夫に、何度も病院まで来てもらうのは体力・時間的に負担…
多少出費にはなりますが、ラクになる方を選びました
【周産期心筋症】退院後の生活
ここからは、退院後の生活についてお伝えします。
退院後の生活指導
退院後の生活について指示されたのは以下の通り。
- 通院
- 内服薬継続
- 減塩食継続
- 体重管理
減塩食については、退院直前に栄養士さんから栄養指導をしてもらいました
心不全の症状出現の1つに「1週間に2〜3kg増加」があり、心臓の機能が落ちて血の巡りが悪くなり、むくみが悪化することで体重が急に増えます。
他にも心不全の症状として、以下が現れたら早めの受診をするよう説明を受けました。
- 疲れやすい
- 労作時の息切れ
- 動いていないのに呼吸がしんどい
- 横になると呼吸がしんどくなり、座ると楽になる
退院できたとはいえ、体力は激減
血圧を下げる薬を飲んでいるので立ちくらみやすくなりました
退院後は食事の手伝いを母にお願いし、夫がいるときは子どもたちの世話をなるべく頼んで休ませてもらいました。
ちなみに、医師から「次回の妊娠はNG」と告げられました。
周産期心筋症を経験すると、次回以降の出産でも再発リスクが高いからです。
我が家はもともと子どもは2人までのつもりだったので、そこは大丈夫でした。
減塩食は、退院後や通院終了後も継続していて、↓のレシピ本は美味しくてとても参考になります!
40代・50代以降に減塩食を気にするくらいなら、このタイミングで減塩習慣にしておけば良いじゃないって思ってます
退院後に2度目の搬送で無理できないと実感した
退院後、体力的に無理できないと実感した出来事がありました。
退院して半月が経つ頃、息子のお宮参り撮影と参拝に写真屋さんへ。
この日はいつもより寝不足で、朝のおかあさんといっしょを見ながら娘と少し遊んでから出発。
写真屋さんでは息子のミルクをあげつつ、娘の支度を見守り、ほぼ立ちっぱなしで撮影を終えました。
娘の着付けくらいから「ちょっとしんどいな…」と思っていました。
このあと参拝も控えていたので我慢していましたが…
撮影後の写真選び後半、急にお腹が痛くなり、早く終わるよう急ぎました。
左横腹が鋭い痛みで、便秘でもないのにおかしいなと感じつつ、何かにつかまりながらお手洗いへ。
「これは出ないヤツだ」と思いましたが、痛くて立ち上がれない。
すると、だんだん自分で上半身を支えられなくなり、手すりにもたれる姿勢になりました。
冷や汗が出てきて気持ち悪く、座っててもフラフラ。
「このままじゃトイレの中で倒れる」と思うくらいのしんどさ
立ち上がると急に視界が暗くなり、手足に力が入らず、ほとんど腰を曲げた状態でなんとか夫のところへ戻りました。
倒れ込むようにイスに座るも、目も開けられないくらい気持ち悪く、手足にしびれまで出るように。
その場から動けなくなってしまい、写真屋さんのスタッフさんが救急車を呼んで、2度目の救急搬送。
搬送先で診てもらった結果は「迷走神経反射」でした。
ストレス,強い疼痛,排泄,腹部内臓疾患などによる刺激が迷走神経求心枝を介して,脳幹血管運動中枢を刺激し,心拍数の低下や血管拡張による血圧低下などをきたす生理的反応。
引用:日本救急医学会
学生の頃に立ちっぱなしで先生の話を聞いていたら倒れる、というのも迷走神経反射の例だそうです
私も立ちっぱなしで血圧が下がりすぎたようです…
搬送先のベッドで休んでいたら落ち着いたので、そのまま帰れることに。
再入院の可能性も考えていましたが、結果的に大丈夫でした。
今回は夫と娘に付き添ってもらい、目の前で倒れ込んでしまったので、また不安な気持ちにさせてしまいました。
改めて、無理は禁物を実感
【周産期心筋症】入院中のしんどかったことリスト
最後に、入院中に私がしんどかったことをリアルに紹介します。
- 家族に会えない
- 授乳できなくなった
- 副作用の頭痛
- 断乳による乳の痛み
- 床ずれ気味のお尻と背中の痛み
- つながれてる機器類すべての違和感
- 点滴・心電図のシールのかゆみ
- 寝れないほどの下半身の接触性皮膚炎
- 夜間の医療機器や設備の音
- 同室の患者さんのひとりごと
- 洗顔やシャワーが不自由
- 食事までにお腹空く
1番つらかったのは、精神的には家族に会えないこと…
身体的には痛み・かゆみ関連です
断乳の痛みと下半身のかゆみで、2月でしたが毎日氷枕を抱えて寝てました。
寒さよりも、痛みやかゆみを紛らわせたい方が強かったです。
また、病院は静かなイメージがあると思います。
実際は、モニターの「ピッ…ピッ…」「ポーン…」という音や空気清浄機か何かの風音が常に聞こえて夜間は特に気になります。
帰宅後、寝る時に耳がラクで、意外と聴覚にもストレス感じてたんだなと気付きました。
我が家が1番落ち着きます
周産期心筋症で退院後の話
市民病院を退院して3週間後に、検査と診察がありました。
その間、飲み薬を5種類処方され毎日服用、食事は減塩食を徹底し、塩分は1日6gまでにしていました。
検査内容は以下の通りです。
- 血液検査
- レントゲン検査
- 心電図検査
- 心エコー検査
診察の際、緊急入院時と比較したレントゲン写真を見せてもらいましたが、心臓が大きくなっていたのが正常サイズに戻っていました
薬も5種類から2種類に減り、次回は1ヶ月後に予約。
2回目の診察では、心電図検査と心エコー検査のみとなり、検査結果から薬は卒業できました。
薬なしで様子見のため、次回は2ヶ月後の予約。
3回目の診察でも心電図検査と心エコー検査のみで、問題もなく、通院も卒業できました。
先生から「塩分ももう制限しなくていい」と言われましたが、せっかく快復したので今後の健康のためにも、普段の食事では減塩を継続して外食する時は気にしないことにしました。
また、内科などにかかる時に記入する問診票の既往歴には、念のため「産後に心不全になった」と書いておくと安心だそうです。
まとめ
本記事では、産後に周産期心筋症で緊急入院した私の経験を紹介しました。
出産は命がけ!
突然の入院や授乳できなくなるショックで泣いていた私に、看護師さんから
「ミルクでも育つから!ママがしんだらもっと大変じゃけ、悔しいけど頑張ろ!」
と言ってもらえたのがとても励みになりました。
とにかく、回復して良かったです。
早く受診したおかげで、入院期間も短くて済みました。
もしも同じような症状でしんどいのであれば、1日でも早く診てもらってください。
特に「むくみが引かず、むしろ悪化してる」「横になると呼吸がしんどいけど起きるとラク」の症状が出ていたら、私の経験上、心不全が進んでいるかもしれません。
自己判断せず、産婦人科か循環器内科へ行き、相談しましょう。
この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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広島在住2児の母。2021年4月から当ブログ開始。2023年11月ジムインストラクター→フリーランスWebライターに。Webライター月収15万円達成。X(旧Twitter)フォロワー数7000越え。
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