お元気さまです!こゆびです。
宣言通り、簿記3級の勉強を始めました!
\宣言した記事/
今まで” 簿記 ”というものの存在は知ってはいたものの、内容は未知。
いざ勉強を始めると出てくるのが貸借対照表の
「借方(かりかた)」「貸方(かしかた)」
えっ意味は無いの?右と左?なんでこんな用語なん…
なんで「借方」「貸方」というのか調べてみました(←勉強せぇ)
すると由来が「なるほど~!」と面白い内容だったので記事にまとめました。
- 簿記の勉強中
- これから勉強を始める
- 「借方」「貸方」がよく分からない
- 由来?気になる…
こんな方にオススメです!
既に簿記の資格をお持ちの方は温かい目で見守ってください(笑)
(※この記事の、由来に関する情報は、Manegy 「借方」「貸方」の由来を参照しました)
では最後まで読んでいってください。
複式簿記のルーツはイタリア!?
まず、簿記とは” 帳簿記入 ”の略です。
その中でも複式簿記について学習するのですが、私はてっきり日本の文化と思っていました。
用語は漢字ばかりだもの…
しかし、複式簿記のルーツはなんと、13~14世紀のイタリア!
当時の帳簿の仕方は取引が発生した際に相手側の観点に沿って記帳が行われていたそうです。
→AさんがB取引先に商品を掛売した場合、相手側はAさんに借りが発生したから帳簿の「借方」に記入する(解釈が間違っていたら教えて下さい)
複式簿記を日本に広めたのは福沢諭吉!?
なんと、複式簿記を日本に広めたのは福沢諭吉だそうです!
みんな大好き万札のお方!何人(?)いても困らない!
福沢諭吉は外国で使われていた「ブックキーピング」という商業学校の教科書の「debit」(借方)と「credit」(貸方)を、そのままの配置で「帳合之法」に訳したとのこと。
(この「帳合之法」の序文が1873年(明治6年)の2月10日に草された事にちなんで、2月10日は「簿記の日」なんですって!)
そして西洋と日本での貸借の考え方は若干異なるそうで、訳す際に色々悩んだらしいです。
借方を”出”、貸方を”入”が良いと思ったけど…?
翻訳する際に、日本の考え方では「借方」「貸方」だと混乱が生じるおそれもあるため、借方を”出”、貸方を”入”が良いんじゃないかと考えたそうです。
実際、帳合之法が世に出て約150年経った今でも混乱を生じている者がここに…
しかし!
後に外国との貿易が盛んになったら、言葉の矛盾に不都合が生じてしまうと考え断念…。
西洋にならった記述で翻訳を行ったとされています。
当時の日本だけじゃなくて将来の外国との貿易が盛んになった時の事まで考えてるってさすが!
偉人の視野は広いですね!
”左”と”右”で示さなかった事にも訳が…
今でこそ横並びの帳簿ですが、当時の帳合之法は縦書き。
縦書きなのに”左”や”右”で表すとおかしな事になってしまいます。
なので、日本の帳簿に合うように上を「借方」下を「貸方」として表現されました。
縦書きなら仕方ない
横書きが主流になった現代でも、帳合之法の表現にならい「借方」「貸方」という表記になったと考えられているそうです。
おわりに
いかがでしたが?
- 複式簿記のルーツはイタリア
- 複式簿記を日本に広めたのは福沢諭吉
- 福沢諭吉は帳合之法で「借方」「貸方」と訳した
- ”出””入”、”左””右”としなかったのには理由があった
簿記の知識がある方には常識かもしれませんが、勉強を始めたばかりの私にとっては面白い内容でした!
こういう事を知れると苦手意識も減るかも!
「借方」「貸方」の由来を知れて良かったです。
そして、ちゃんと簿記3級の勉強を進めます(笑)
ちょっとした道草でしたが参考になったり、お役に立てると嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
広島在住2児の母。2021年4月から当ブログ開始。2023年11月ジムインストラクター→フリーランスWebライターに。Webライター月収15万円達成。X(旧Twitter)フォロワー数7000越え。
コメント